カードローンは住宅ローンに影響するの？

これから住宅ローンを組もうと考えている場合、審査に通るかどうかが心配だという方もいらっしゃることでしょう。なかでも、カードローンを利用していると住宅ローンに影響するのかどうか気になりますよね。ここでは、実際に影響があるのかどうかをご説明いたします。

カードローンがあっても住宅ローンは組むことができる

たしかに、ほかにローンを組んでいると住宅ローン影響があることはあります。しかし、だからといってあきらめる必要はありません。もともとローンの審査というものは個人の信用情報をもとにして行われます。この信用情報に大きな不備がなければ問題ないのです。ちなみに、信用情報とは信用情報機関が取り扱います。どのような内容を取り扱うかというと、貸付日と貸付金額、返済日と借入残高、契約日と債務整理の履歴、延滞金の有無と強制解約履歴といったものです。これらのなかに、たとえば遅延金があるといった不備がなければ問題ないこともあります。

カードローンの利用で住宅ローンを組むことができないケースとは

今現在、たくさんの借り入れをしている場合は、ローンを組むことは難しいでしょう。また、ローンの返済を現在延滞していたり、過去に延滞記録があると難しくなります。延滞記録は最長で5年間、自分の信用情報として残りますので気をつけましょう。現在借り入れをしていなくても、解約しないで放置している場合もよくありません。実際には解約したつもりであっても解約していなかったということがないかどうか確認しましょう。

カードローンを誠実に返済していた場合

ローンをスムーズに返済していた場合は住宅ローン影響について悪影響どころか好印象を残すことがあります。誠実に完済した過去があれば、住宅ローンも誠実に返済するだろうと考えられることがあるからです。

現在カードローンでたくさん借り入れをしている場合

たくさん借り入れをしている場合、住宅ローンの審査に落ちるというわけではなく、思ったような借入額にならない可能性があるということです。たとえば、ほかの借入がなければ、年間125万円まで住宅ローンを借り入れることができるとしましょう。しかし、年間36万円のカードローンの返済があるとすると、その分、住宅ローンの借入額が減ってしまうということです。こうした住宅ローン影響はあるものの、絶対に借入ができないとは言い切れないパターンなので、このようなローンの知識が豊富なプロに相談してより良い住宅ローンを組むようにしてみてはいかがでしょうか。