住宅ローンがあると敢えて言わない選択

家族の中でも、秘密にしておきたい事柄はあるものです。

それは、家族を信用していないから言わないというのではなく、無用な心配をかけたくはないので言えないという、言わば愛情の表れであると見て良いと思われます。

消費者金融が全盛の頃、それまではなかなか融資を受けることが難しかった主婦層が誰にも会わずに比較的簡単にお金を借りることができたことから、それで家計を守って来たという例が多くあるそうです。
そして、そんな借金を、夫や家族に心配をかけまいとして内緒にしていたケースも少なくはないようです。

また、結婚する前から借金があって、結婚する時にはそのことを言えなかったという場合も少なからずあるようです。
それもまた、相手に心配をかけまいとする行動であると言えるでしょう。

仮に結婚前に借金があって、結婚後マイホームを建てようとなった時に、まだ支払い中の借金のために住宅ローンが通らなかったら、それはまた家庭内に困難をもたらしてしまうかも知れません。
もしも、そのような借金のことも含めて相談に乗ってくれて、しかもそのような状況でも通りやすい金融機関を紹介してくれた上に、敢えて自分以外の家族には前の借金の事も秘密にしてくれる会社があったら、それはどんなに嬉しいことか分かりません。