住宅ローン審査に掛かる時間とは？

高額な住宅を購入するために利用するのが住宅ローンです。
住宅ローンは、個人が利用するローンの中ではもっとも借入額が多いローンになります。そのため、個人が利用できる他のローンに比べると審査の項目が細かく、住宅ローンの審査には時間がかかるのが特徴です。
ここでは、住宅ローンの影響や審査に掛かる時間について解説していきます。

住宅ローンの事前審査にかかる平均的な時間

住宅ローンの審査では、最初に事前審査が行われます。
これは本審査に手間と時間が多くかかるためです。そして、銀行側の負担を減らすことを目的に、大まかな審査項目を設定することで、本審査を受けられるかどうかの判断をします。収入の有無だけでなく、他の金融機関の借り入れやカードローン利用も住宅ローンに影響を与えます。
だいたい3日から1週間ほど事前審査に時間がかかります。

住宅ローンの本審査にかかる平均的な時間

住宅ローンの事前審査にクリアすると、次は本審査になります。
住宅ローンは契約後に返済ができなくなっても、銀行は保証会社から保証を受けることができる仕組みになっています。この保証をするのが保証会社となり、住宅ローンの本審査では銀行の審査に加えて、保証会社の審査を受けることになります。
保証会社の審査もあわせて本審査にかかる時間はだいたい二週間から三週間になります。

住宅ローンの審査時間に影響する要素

住宅ローン審査では、収入証明書や必要に応じて個人情報の書類などが必要になります。審査が進んでいく中で、必要な書類が提出されてない場合や追加で書類が必要になったときは審査が一時的にストップします。審査の再開は、書類が提出されてから行われるので、書類が受理されるまでは審査が止まったままとなり、住宅ローンに影響が出ます。

住宅ローンの審査時間とカードローンの関係

手軽に借りることができて困ったときに重宝するのがカードローンです。
住宅ローンの審査を受けようとする人の中には利用している人も少なくないと思います。しかし、利用は与信にはマイナスとなってしまうため、住宅ローンの審査ではカードローンの利用の有無が重視されます。

カードローンが住宅ローンの審査に影響を与えないために

審査に時間がかかり過ぎる場合や仮審査に受かったのに本審査で受からない場合は、カードローンが原因になっているケースがあります。
カードローンの影響を無くし、住宅ローンの審査をスムーズにするためには、追加返済をして完済し、解約することをおすすめします。

まとめ

住宅ローンの審査には事前審査と本審査をあわせて3週間から2ヶ月ほどかかります。住宅ローン審査に影響するのが書類提出の不備やカードローンの利用になります。少しでも住宅ローンの審査をスムーズにするためには、必要な書類を事前に集めておき、カードローンの完済を行っておきましょう。